気の遠くなるような制作過程から
この柄は生まれます。
大島紬の全盛期。
その技術には目を見張るものがありました。
この作品もカタス式とはいえ、
この細かい図案の絣合わせは
至難の業だったことでしょう。
そして意匠(デザイン)も、
大島紬全盛期ならではの
職人の遊び心が窺がえるオリエントの世界。
水の都ヴェネツィアのゴンドラや
花の都パリの馬車など
奄美にいながら優雅な景色にイメージをふくらませ
作られたのでしょう。
お仕立ては、出来れば袷衣にして頂きたく
また、胴裏は白ではなく
トルコブルーや綺麗なグリーンなど
ワンランク上のお洒落をご提案いたします。
本場奄美大島紬 恵絹織物制作
九マルキ カタス
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