多くを語れば ”やぼ” になる。
まず初めに、
このような貴重な品物の価値、
良さをどのようにお伝えすればと
大変悩みました。
そして大島紬における現状から
お伝えすると、
この七マルキ・一元(ひともと)を
作れる織元は
この山口紬工芸のみと言われ、
その中でも数人しか
この技術を持っておりません。
また、大島紬の次世代を担う若手は
この一元の技術を習っておらず
古き良き大島紬のお品は、
間違いなく途絶えます。
さて、こちらの意匠でございますが、
経糸と緯糸での表現が最も難しいとされる
円(縁)の模様が
布いっぱいに施されており、
まるで織り子さんが
”人々の平和”を願うかのように私には思えます。
またすっきりと無地場が多いということは
ごまかし、修正が出来ないリスクの中の、
職人さんの技術と自信が垣間見られます。
多くを語れば ”やぼ” になり、
しかしながらも溢れんばかりの魅力は
是非、お手に取って下されば幸いと存じます。
袷衣、単衣はもちろん、贅沢に羽織なども素敵です。
室町の加納 謹製 山口紬工芸制作
本場泥大島紬 七マルキ・一元(ひともと)
蚊絣による御縁(円)文様
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