気品あふれる配色と素材感
白よごし地に雲母桃色
(少し紫がかった桃色)の
落ち着いた優しい配色に
金糸も品よく組み込まれておりますので
フォーマル用として
訪問着や付下、色無地などに
最適でございます。
一糸一糸、人の手によって組まれた帯地は
しっとりとしなやかな風合いで
驚くほど軽く体になじみます。
また、裏地も羅織となっており
細部にまで拘った逸品でございます。
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組帯職人として、
また自然染織家として
第一線でご活躍されている頃
明彦氏は弊店にお見えになり
業界の将来のこと、
染織のこと、
泉州玉ねぎを染料としてはどうかなど、
色々お話をされました。
そして、既にその頃から
今後は帯を織らないと仰っていたのが印象的でした。
永年にわたり弊店とご縁の有る伊豆蔵さんの作品は、
現在ネットで出ているようなお品とは、
全く次元の違う作品でございます。
稀少価値とは
求められる方がいてこそ、その理屈が通ります。
こちらの全盛期時代の組帯は、
もちろん今は作られておりません。
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