お茶の席で映える袋帯
西陣の名門「織悦」。
その昔、私が修業時代の頃
「織悦の帯を見せて」と声を掛けられたことを
思い出します。
その当時は右も左も分かりませんでしたのが
今思えばそれも納得でございます。
こちらの作品は、まさに
お茶席用として最適のお品です。
地色と金の箔糸のみで表現されており、
少し暗いお茶室の
鈴とした静寂の中に
すっと溶け込む様子が目に浮かびます。
そして何より織悦製品は
その結び心地のしなやかさに
自信を持っております。
是非、お手に取っていただきたい
逸品でございます。
江戸小紋、色無地と合わせて
いただければ幸いでございます。
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